Twitterでフォローしている経済学者 坂井 豊貴さん(@toyotaka_sakai)の著書「ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書)」を読んだので簡単に感想など。
なぜ読んだか
こちらのエントリーでも書いていますが、僕は全く経済学を通っていない人間なので、以前は経済学というと出席しなくても単位取れるクラスくらいのイメージしかありませんでした。
でも社会に出てフリーランスとして働いているとお金について敏感になってくるのでお金の流れを扱う経済学にも必然的に興味が湧いてきます。
なんの本か
「ミクロ経済学の入門の入門」というタイトルの通り、経済学を学ぶ上で基本となる重要な考え方や用語について書かれています。
著者も本書の特徴として言っていますが、とても軽快な文体で難しい計算式も一切使わず、身近でわかりやすい例から実際の社会で起きている経済現象をシンプルな図と式で説明してくれるので、かなりさくっと読み終えることができました。
感想
一冊通して読んでみて、今までなんとなく聞いたことのあった経済用語でもわかりやすい実例を交えて説明されることでイメージがまとまり、記憶の定着が促されました。
基礎的な経済学の知識から税政への応用を考えられるということを示してくれているのは今後も経済学を勉強するモチベーションにつながるのでとても良かったです。
ところどころに入る著者の回想など著者への好感度も高まりました。